ニキビの民間治療法について

民間のニキビ治療には、アロエやどくだみ、豆乳など、身近な植物や食べ物が効くという話を聞いたことがあると思います。実際に、色々な治療法を行ってもニキビが改善しない場合は、お母さんやおばあちゃんに聞いたり、インターネットや本で調べ、藁をもすがる思いで実践する人がいます。アロエの殺菌作用やどくだみの消炎作用、豆乳のイソフラボンによる効果は素晴らしく、肌に合う人であれば、続けることで美肌を手に入れることができるようです。医薬品ではないため作用が穏やかで、劇的な回復とはいかないにしても、長期間で徐々に良くなっていくというものです。

アロエは自宅で簡単に栽培できますし、どくだみは栽培が難しくてもどくだみ茶があります。また、豆乳はスーパーや豆腐店で入手できます。ここで注意すべきなのは、化粧品として加工されていない普通の食品を肌に直接、しかも成分濃度の高い状態で塗布すると、肌の弱い人ではかぶれたり赤くなることがあるということです。ニキビの治療どころか、かえって刺激となり、より症状をひどくさせてしまうこともあります。

自然由来のものだから安心安全、というわけではありません。民間の方法を行う場合は、必ずパッチテストをして肌の状態を確かめるべきです。メーカーによって調合や配合量が研究されている製品と違い、庭の鉢植えからもぎ取ったアロエや自分で煮出したどくだみ茶は特に、状態や濃度が一定ではないことが多いので、少し気をつけた方がいいかもしれません。

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