
ニキビは一旦でき始めると、治っても再びできてしまうことがよくあります。ニキビの原因となる要素は、私たちの生活の中にとてもたくさんあります。それは、人間関係によるストレスや過労、栄養バランスの乱れ、不規則な生活、肌に合わないスキンケア化粧品などが挙げられます。簡単に変えることができるものであれば良いですが、環境を変えることが難しいことも多いです。
特に大人ニキビでは原因が複雑なので、治療に時間を要することも少なくありません。たまにポツッとできる程度では皮膚科を受診する人はあまりいません。放置しておくか、ドラッグストアなどで市販薬を利用することが多いようです。しかし、常にできている人や繰り返しできる人は、早めに皮膚科を受診し、専門医による治療を受ける方が良いです。
ニキビは軽く見られがちですが、皮膚疾患のひとつなので、ひどくなるとそれなりの後遺症が残ります。治った跡がシミのようになったり、肌にクレーターのような穴が残ります。よほど悪化させなければこのようなことにはなりませんが、自己判断や間違ったオリジナルの治療法を続けた場合では可能性が高くなります。皮膚科でも内服薬や外用薬が出される場合がほとんどなので、市販薬で十分だという考えもあります。
しかし、皮膚科では問診をして、患者ひとりひとりの症状に適した医薬品が処方されます。また、食生活や睡眠、運動などに関してのアドバイスを受けることができたり、ニキビの改善に役立つスキンケア情報が聞けるので、予防の面もしっかりサポートしてもらえます。
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